居抜き物件のデメリットについて
居抜き物件はたしかに安いという点ではメリットがありますが、デメリットも存在することを頭に入れておく必要があるかと思います。
居抜き物件の一番のデメリットは前の店舗の評判をそのまま引き継いでしますことです。居抜き物件として売りに出すということはほぼ95パーセント以上の確率で繁盛していなかったということが言えるかと思います。そのためあのお店はまずい料理しかださない、サービスも悪いといったレッテルが貼られてしまっているのです。そのため居抜き物件を使って出店をするときには地方の居抜き物件よりも都心のほうが先ほどの評判を引き継がないケースが多いです。
どうしても地方ですと地元の人しかそのお店の周辺を行き来しないので、なかなか新規のお客様を確保することは難しいです。一方、新宿や渋谷といった都心であればどこの飲食店もものすごい回転率で撤退しては出店をしているの繰り返しになっているので安心して新規オープンをすることができます。
なかなかこの評判というものを数値化することができないので新規で出店をする場所で悩んでしまうことが多いかと思いますが、もしさほど出店コストがかわらないのであれば都心で開業することをお勧めします。私は千葉県の茂原という場所でラーメン屋を居抜きで開業したのですが、こちらのもともとの評判が悪すぎて全く新規のお客様が入らずわずか3か月で廃業をしてしまいました。皆さんには同じ失敗をしてもらいたくないので是非ともこちらを参考にして頂ければと思います。