居抜きで夢を叶える! 2
この精神的な苦痛から少しでも開放されるには居抜きでコストを浮かせてから手元に運転資金を最低でも6か月分は持っていることをお勧めします。しっかりと手元キャッシュを持っていることによって経営の選択肢が増えてきます。例えば人を採用したいときも使えますし、内装工事を行いたいときにも使うことができます。もしこれがカツカツの中で経営を行っているとそのような選択肢はありません。
選択肢がなくなってしまうと人間はどうしても窮屈に感じてしまうものです。
そのような精神状態でお客様にいいサービスを提供できるかというとそうではないと思います。心のゆとりがない人というのはどうしても様々なところでミスを侵してしまうものなのです。一番やってはいけないのが儲けようと思ってしまうがあまりに飲食原価を落としてしまうことです。これを一度してしまうと以前来店されたお客様は味が落ちてしまったと感じてしまい二度と来店してくれなくなってしまいます。そうなってしまいますと原価率を下げて儲けようと思っていたにも関わらず、自分で自分の首を絞めてしまうことにつながってしまうのです。つまりは逆効果です。
このような選択をとらないためにも手元にお金があるということはそれだけ心にゆとりを持つことができて健全な経営判断をすることができるようになるかと思います。私の場合には2店舗目を出店する時に自己資金ですべてお金をまかなうことができましたがあえて1000万円融資をうけました。是非ともゆとりを持つためにもキャッシュは手元に!